ElevenLabsの文字起こしは日本語対応?Scribe v2の使い方・料金・精度を解説

ElevenLabs Scribe v2の文字起こしと音声認識のイメージ 文字起こしAI

ElevenLabsは音声生成だけでなく、Speech to Text(文字起こし)にも対応しています。現在の中心モデルはScribe v2です。結論から言うと、日本語にも正式対応しており、会議・インタビュー・動画・音声メモなどをテキスト化したい人にとって有力な選択肢です。

ただし、『98%以上の精度』という表現をそのまま日本語の保証値として受け取るのは適切ではありません。ElevenLabs公式ドキュメントでは日本語を対応言語として掲載し、言語別評価でも日本語は優秀なグループに入っていますが、実際の精度は録音環境、話者、固有名詞、専門用語などで変わります。重要な用途では自分の音源で確認してから使うのがおすすめです。

ElevenLabs Scribe v2とは?

Scribe v2は、ElevenLabsのSpeech to Text向け音声認識モデルです。公式情報では90以上の言語に対応し、日本語も対応言語に含まれています。話者分離、単語単位のタイムスタンプ、音声イベントの検出、キーワードを認識しやすくするKeyterm Promptingなど、単純な文字起こし以上の機能を備えています。

  • 日本語を含む90以上の言語に対応
  • 最大32人の話者を識別する話者分離
  • 単語単位のタイムスタンプ
  • 笑い声など非音声イベントのタグ付け
  • 固有名詞や専門用語を補助するKeyterm Prompting
  • APIからの利用にも対応

日本語の文字起こしに対応している?

はい。ElevenLabs公式の対応言語一覧にはJapanese(jpn)が明記されています。Scribe v2の言語別Word Error Rate評価では、日本語はWER 5%以下の「Excellent」グループに掲載されています。

一方で、公式ページにある『98%以上』という数値は、あらゆる日本語音源で常に98%以上になるという保証ではありません。音質が悪い録音、複数人が同時に話す会話、業界特有の固有名詞などでは結果が変わります。仕事で使うなら、実際に使う環境に近い音源を数本試して判断するのが安全です。

料金は?無料でも試せる

ElevenLabsのSpeech to Textページでは、Freeプランが月額0ドルで提供されています。現在の表示ではScribe v2のUI文字起こしは無料プランで月12分が目安です。まず短い日本語音声で精度を確認するには十分使えます。

項目現在の公式表示
Freeプラン$0/月
Scribe v2(UI)無料枠は月12分
Scribe v2 API$0.22/時
Scribe v2 Realtime API$0.39/時
対応言語90以上(料金ページでは99言語表示)

料金や無料枠は変更される可能性があるため、契約前にはElevenLabs公式料金ページの最新表示を確認してください。

Scribe v2の使い方

  1. ElevenLabsにログインする
  2. Speech to Textの画面を開く
  3. 文字起こししたい音声・動画ファイルをアップロードする
  4. 必要に応じて言語や設定を確認する
  5. 文字起こしを実行する
  6. 結果を確認し、固有名詞や数字などを修正する

初めてなら、いきなり長時間音声を処理するより、1〜3分程度の実際の音源で精度を確認すると判断しやすくなります。

どんな人に向いている?

Scribe v2は、ElevenLabsですでに音声生成やボイス関連機能を使っていて、文字起こしまで同じサービス内でまとめたい人と相性が良いです。また、API料金が明示されているため、自社サービスや自動化フローへ組み込みたい人にも検討価値があります。

一方、文字起こし後の議事録作成、タスク管理、チーム共有までを最優先する場合は、文字起こし専用サービスと比較して選ぶ方が良いでしょう。『文字起こし精度だけ』ではなく、その後に何をしたいかまで含めて選ぶのがポイントです。

文字起こしとボイスチェンジャーを組み合わせる使い方

ElevenLabsは文字起こし以外の音声機能も充実しています。録音した音声をテキスト化するだけでなく、音声制作までまとめて行いたい場合は、ElevenLabsのボイスチェンジャーの使い方・料金・日本語対応もあわせて確認すると、サービス全体の使い分けが分かりやすくなります。

Scribe v2と他の文字起こしAIを比較するときの4つの基準

「日本語対応」という表示だけでは、仕事で使いやすいかまでは分かりません。可能なら同じ短い音源を使い、次の4点を比較すると判断しやすくなります。

  • 固有名詞の正確さ:人名・商品名・専門用語がどれだけ正しく文字になっているか。
  • 話者の区別:複数人の会話で発言者を追えるか。
  • 文字起こし後の作業:議事録の要約やToDo整理まで必要か、それともテキスト化だけで十分か。
  • 費用と情報管理:無料枠・継続利用時の費用に加え、機密情報の取り扱いを確認できるか。

選び方をもう少し具体的に整理したい方は、文字起こしAIの選び方と無料版の比較手順をご覧ください。仕事の音声を扱う場合は、文字起こしAI導入前のセキュリティ確認項目も先に確認しておくと安心です。

まとめ:日本語対応。まず無料枠で実音源を試すのが確実

ElevenLabs Scribe v2は日本語に正式対応しており、話者分離やタイムスタンプなど実用的な機能も備えています。無料プランでも試せるため、気になる場合は自分が実際に使う日本語音源で精度を確認するのが一番確実です。

特に文字起こしは、録音環境や話し方で結果が変わります。広告上の数字だけで決めるのではなく、無料枠で『自分の用途に使えるか』を確かめてから有料利用を判断しましょう。

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