AI動画生成ツールを選ぶとき、「InVideo AIとPictoryはどちらが日本語動画を作りやすいのか?」と迷う人も多いと思います。
そこでツカエルカでは、InVideo AIとPictoryの両方で実際に日本語動画を制作しました。
結論から言うと、今回の検証では、日本語原稿をもとに、ナレーション・字幕・素材選定までまとめて動画化したいならPictoryは扱いやすいと感じました。一方、InVideo AIは、AI生成素材やエージェントを活用しながら動画そのものを作り込んでいきたい場合に選択肢が広いサービスです。
ただし、今回は2サービスを完全に同一条件・同一原稿で比較したテストではありません。そのため「どちらの動画品質が上」と断定するのではなく、それぞれを実際に使って確認できた結果と、現在の公式プラン条件をもとに、用途別の選び方を整理します。
InVideo AIとPictoryの違いを先に比較
| 比較項目 | InVideo AI | Pictory |
|---|---|---|
| 日本語動画の生成 | 実際に生成できた | 実際に生成できた |
| 今回確認した動画 | 約1分 | 約51秒 |
| 日本語ナレーション | 一部の数字の読み方に不自然さあり | 今回のテストでは自然で聞き取りやすかった |
| 日本語字幕 | 区切り方に改善余地あり | 今回のテストでは正しく表示 |
| 映像素材の自動選択 | 確認できた | 確認できた |
| 無料利用 | 無料プランあり。クレジットは毎週リセット | 14日間の無料トライアル |
| 向いている使い方 | AI生成を活用して動画を作り込みたい | 原稿や既存コンテンツから効率よく動画化したい |
重要なのは、単純な「機能の多さ」ではなく、自分が何を動画にしたいのかです。
日本語動画を実際に制作して比較
InVideo AIで日本語動画を作った結果
InVideo AIでは、日本語原稿から約1分の動画を実際に生成できました。映像素材も原稿に合わせて自動で選択され、動画制作そのものは成立しています。
一方で、実際に完成動画を確認すると、日本語ナレーションで一部の数字の読み方が不自然になる場面があり、字幕も文章の区切り方に改善余地がありました。
つまり「日本語に対応している=そのまま納品できるほど自然」とは限りません。仕事やYouTubeなどで使う場合は、生成後にナレーションと字幕を確認した方が安全です。
詳しい実測結果は、InVideo AIの日本語動画は使える?実際の原稿でナレーション・字幕を検証でまとめています。
Pictoryで日本語動画を作った結果
Pictoryでは「Text to video」を使い、日本語原稿を6つのシーンに分けて動画を作成しました。
16:9、映像素材は自動選択、日本語AI音声にはElevenLabsの「Satomi」を設定。完成した動画は約51秒でした。
今回のテストでは、日本語ナレーションは自然で聞き取りやすく、字幕も正しく表示されました。原稿に対する映像素材の選択も大きな違和感はありませんでした。
また、無料トライアルの状態でもMP4での書き出しまで実際に確認できました。今回書き出したファイルは1920×1080、30fpsで、音声も含まれていました。
ただし無料トライアルで生成した今回の動画にはPictoryのウォーターマークが入りました。公開用途で利用するときは、現在の契約条件と書き出し条件を確認してください。
無料版・無料トライアルはどう違う?
InVideo AIは無料プランを継続利用できる
InVideo AIには無料プランがあり、カード情報を入力せずに試せます。公式ヘルプによると、無料プランのクレジット枠は毎週月曜日0:00 UTCにリセットされます。
そのため、まずAI動画生成の流れや操作感を確認したい人には試しやすい仕組みです。ただしAI生成ではモデルや設定によって消費クレジットが変わるため、本格的な動画制作ではクレジット残量を意識する必要があります。
無料版と有料版の違いは、InVideo AIの無料版と有料版の違い|どこから課金する価値が出る?でも詳しく解説しています。
Pictoryは14日間の無料トライアル
Pictoryの公式情報では、無料トライアル期間は14日間です。現在の料金ページでは無料トライアルに15分の動画枠、最大5分の動画長、50 AI creditsなどが掲載されています。
ツカエルカの検証でも、新規アカウントで14日間のFree Trialと50 AI creditsが表示され、日本語動画の生成からMP4書き出しまで確認できました。
つまりPictoryは、継続的な無料枠というより、有料契約前に実際の制作フローを試すための期間として考えると分かりやすいです。
料金を比較
2026年9月26日時点で公式料金ページに表示されている主なプランは次のとおりです。料金やキャンペーンは変更される可能性があるため、契約前には必ず公式ページで最新条件を確認してください。
| サービス | プラン | 月払い | 年払い時の月額換算 |
|---|---|---|---|
| Pictory | Starter | $29/月 | $25/月 |
| Pictory | Professional | $59/月 | $35/月 |
| InVideo AI | Starter | 公式ページで契約時に確認 | $20/席/月 |
| InVideo AI | Plus | 公式ページで契約時に確認 | $50/席/月 |
| InVideo AI | Max | 公式ページで契約時に確認 | $100/席/月 |
InVideo AIの年払いプランでは、Starterが400 credits/月、Plusが2,000 credits/月、Maxが5,000 credits/月と表示されています。
PictoryのStarterは月払いで200 video minutes、100 AI credits/月、Professionalは600 video minutes、500 AI credits/月などが含まれています。
ただし、両サービスは「1分の動画を作ると同じ量を消費する」という料金体系ではありません。単純な月額だけではなく、自分が使いたい生成機能でどの程度クレジットや動画時間を消費するかまで確認して選ぶ必要があります。
InVideo AIが向いている人
InVideo AIは、単に手持ちの原稿を動画化するだけでなく、AIを使って映像そのものを生成したり、エージェントに編集作業を任せたりしながら動画を作りたい人と相性が良いサービスです。
実際、現在の公式プランでも複数の生成モデルやAIエージェント、タイムライン編集などが組み合わされています。
一方で、生成モデルや設定によってクレジット消費量が変わります。ツカエルカの別テストでも、AI生成素材・音声・音楽などを組み合わせた生成では必要クレジットが大きくなり、残高不足で生成が止まったケースがありました。
「AIでどこまで作り込めるか」を重視するならInVideo AI、「できるだけ消費量を予測しながら使いたい」なら契約前に自分の制作パターンで試すのがおすすめです。
Pictoryが向いている人
Pictoryは、すでに文章・台本・記事などの元コンテンツがあり、それを効率よく動画に変換したい人に使いやすいと感じました。
今回のテストでは、日本語原稿を入れてシーンを分け、映像素材を自動選択し、日本語ナレーションと字幕を付けるところまでスムーズに進められました。
特に、ブログ記事や台本を動画化してYouTubeやSNSへ展開したい場合は、Pictoryの制作フローを一度試してみる価値があります。
ただし、今回の結果だけで「Pictoryの方が常に日本語品質が高い」とは言えません。使用する原稿、音声、生成方法によって結果は変わるため、無料トライアル中に自分が実際に使う原稿で確認するのが確実です。
仕事で使う前に確認したいポイント
どちらを選ぶ場合も、仕事で使うなら次の点は確認しておきましょう。
- 日本語ナレーションに読み間違いがないか
- 字幕の区切りや表記が自然か
- 映像素材が原稿の意味と合っているか
- 無料版・トライアルのウォーターマーク条件
- 必要な書き出し解像度
- AI生成や編集で消費するクレジット量
- 商用利用・著作権・素材ライセンスの条件
特に商用利用では、AI動画が生成できることと、すべての用途で無条件に使えることは別です。InVideo AIについては、InVideo AIは商用利用できる?YouTube・SNSで使う前に知っておきたい著作権と注意点もあわせて確認してください。
まとめ|原稿の動画化ならPictory、AI生成を広く使うならInVideo AIも候補
InVideo AIとPictoryは、どちらも日本語動画を実際に生成できました。ただし、得意な使い方には違いがあります。
ブログ記事や台本など、すでにある文章を効率よく動画化したいならPictory。今回の検証では、日本語ナレーション・字幕・素材選定までスムーズに確認できました。
AI生成素材や複数の生成モデルを使いながら、動画そのものをAIで作り込みたいならInVideo AI。その代わり、利用する機能によってクレジット消費が大きく変わる点には注意が必要です。
最初から有料契約を決める必要はありません。InVideo AIは無料プラン、Pictoryは14日間の無料トライアルがあるため、まずは自分が実際に使う原稿を1本動画にして、完成品質と修正にかかる時間を比較するのが最も判断しやすい方法です。
なお、Canvaも含めて検討している場合は、InVideo AIとCanvaを比較|AI動画を作るならどっち?日本語・無料枠・使いやすさを実測も参考にしてください。


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